【美容師はもっと自由に!】色んなキャリアの形
こんにちは、美容師でエンジニアのyuto です。
美容師の方々は一度は転職を考えたことがあるのではないでしょうか。
サロンを変えたい人、異業種への転職を考える人もいると思います。
現在は美容師の労働環境もどんどん変わり、働き方も多様化し
個人個人が何を重要視するかで働き方を変えていくことが可能になりました。
この記事は 30歳 男性 美容師 で転職に悩む方に向けて書いております
現在、私は平日に会社員としてエンジニアを
休日に個人事業主として美容師をしております
美容師としては5社、正社員と個人事業主のどちらの就業経験もしてきました。
30歳美容師として迎えた2020年に転職、現在の働き方に移行しましたが
色んなことを考える、節目になった年でした。
この年齢は、同じような悩みを抱える人がいるのではないか
何に悩み、どんな流れで転職まで至ったのか共有できたらいいなと思います。
転職した時の話はこちらをご参考ください↓↓↓
美容師時代

業務委託契約で個人事業主として働いておりました。
- 休みは隔週で2日ほど(月に6日くらい)
- 1日の労働時間は平均で12時間くらい
- 報酬は月に40〜50万円ほど
上記だけみてみると、まぁまぁな気がしますよね。
美容が好きで労働時間は気になりませんでしたし、会社員の友人と差を感じておりませんでした。
それどころか、稼げているなーと思うことも。。
しかし勘違いしてはならないのは
「報酬」と言うのは一般会社員の人が受け取る給与とは大きく違うということです。
一旦手元に入ってくるだけの金額であり、何も引かれていないということです。
個人事業主は、保険は自身で払わなくてはなりませんし
翌年には所得税や住民税も支払わなくてはなりません。
見落としがちになりますが、翌年には所得税の支払いもあります。
ざっっっっっくりと説明します。
毎月50万円の報酬を受け取り、年間で600万円をもらう個人事業主の美容師がいるとします。
所得税を10%ほど支払わなければなりませんので、翌年の確定申告時に60万円を払う必要があります。
そのためその金額は別で管理する必要があります。
参考記事↓↓↓
これがなかなか難しいです。
一度手元に入ってきた金額が大きく出ていくのには少し躊躇いが生じるものです。
経費や控除など加味する要素を抜かしてますので、実際は変わってくるのですが
会社員で年収600万円の人とは少し扱いが変わってくるのです。
労働時間も美容が好きな人にとっては気になりにくいところだと思いますが
会社員に比べると、はるかに長い時間を働いているのです。
加えて、業務委託美容師なら経験があると思いますが、予約が空いてしまえば報酬は0です。
そんなことから
- その働き方をいつまで続けられるのか
- 何かあった時に保証が何もない不安
- 家族を持つときに土日含め、プライベートの時間がもっと欲しい
そんなことを考えるようになりました。
異業種への転職

美容師としてのキャリアもたくさんありました。
このまま個人事業主で自分のペースでやっていくことも、正社員として勤めることも
将来はオーナーになり、フェードアウトしていく道もありました。
私の場合、独立願望がなく美容師ならプレイヤーでいたいと思っておりました。
エンジニアの仕事に興味があったことも、大きな理由の1つで
- 肉体でなく頭脳で労働可能で、年齢による衰えがない
- 場所を選ばずに働くことができる
- 成長産業で稼ぐのに限界がない
そんなところに魅力を感じました。
転職時期がコロナ初期、美容室も営業を自粛しているような時期だったことも
場所を選ばない働き方への憧れを強くしました。
転職後の変化は
- 平日勤務
- 1日8時間労働
- 福利厚生の充実
- テレワーク
180°生活が変わりました。
特に労働時間の短縮、通勤時間がないことで劇的にプライベートの時間が増加しました。
あ、当たり前ですが収入は下がりました。。
ここは今から頑張らなくてはならないところです!!
きっかけ
転職して3〜4ヶ月が経ち、テレワークにも慣れてきた頃です。
上司や同期ともチャットでのやりとりがほとんどで、誰とも話さない日も珍しくありません。
せっかくの休みにもどこにも出掛けられず、誰とも会えない日々。。
コミュニケーション不足を強く感じておりました。
「そろそろカットしたいな」(美容師としてお客様を)なんて思うことも。
これは美容師あるあるだと思ってます。笑
美容師が嫌で転職したわけではありませんでしたので
「週末にやってみよう」と副業として美容師を再開しました。
副業で美容師

めちゃめちゃ楽しいです!!
いい意味で肩の力が抜けて、美容自体を楽しむことができています。
スタイリストにデビューしたての頃の気持ちといえばいいんでしょうか。。
お客様により向き合えている感覚があります。
本業として美容師をしていた頃は
- もっと指名をつけなくては
- もっと単価を上げなくては
- 休まずに働かなくては
日々そんなことを思いながら、何かに追われるように働いておりました。
美容が好きですので、それが楽しかったのも事実です。
しかし少しペースダウンした、この働き方もいいものです。
収入増加はもちろん、確定申告をすることができますので、節税対策もバッチリです!!
別記事にも挙げておりますが、かなりおすすめの働き方です↓↓↓
まとめ
いかがだったでしょうか。
こんな働き方もあるんだ〜と思っていただけたのであれば嬉しく思います。
デビュー直後や初指名をもらった時に感じていた嬉しさや美容への熱量が
いつの間にか作業のようになってしまっていた時期があったな〜なんて思い返しながら執筆しました。
また美容の楽しさを感じることができてよかったです!!
ぜひ、自分に合った働き方で美容師を楽しんでいきましょう!!
ciao!